無意識さんの部屋

大嶋信頼先生の本、ブログ、動画にて精進中。無意識さんから受け取ったメッセージを綴っていければと思います。

「知る」ということと無意識さん

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ある人が、とてもとてもつらい幼少期を過ごして、人生というもの、人というものに絶望して、それでもなんとか生き延びて、大人になり、社会に入った

 

だけど、どうしてもそこには馴染めなくて、その人は日本を飛び出し、放浪の旅に出たんだ

 

辿り着いた場所は、とても貧しいスラム街のようなところで、人々は自分たちの日々の暮らしさえままらないほど、苦しい生活をしいられていた

 

あるとき、その人は、病気になり熱を出して寝込んでしまった

 

たった一人で見知らぬ異国をさまよっていたその人に、知り合いなどいなかった

 

だけど、倒れたその人のところに、貧しい暮らしをしている人たちが、毎日自分たちが食べるものにすら困っている人たちが、その少ない食べ物をもって、次々とやってきて、そしてその人の看病をしてくれた

 

その時、その人は、初めて、人の優しさというものに触れたと感じた

 

常に極限の状態にある、彼らは、常に無意識の近くにいる存在でもあった

 

だから、その人は、彼らを通じて無意識の無限の愛を受け取ったのだ

 

その日から、その人は、全ての人の中に無意識を感じるようになった

 

そして、人を、人の中の無意識の愛を信じるようになった

 

 

その人の、そんな姿を見た君は、自分の無意識の感覚は、まだ不確かで、いつでも人の中に無意識の愛を感じることはないんだと、そう思ったわけなんだね

 

君は、大嶋先生という存在を通して、無意識に出会い、そこから無限の愛を感じていると

 

そして、それ以外でも、様々な場面で、何の前触れもなく、それは不思議な感覚とともに、無意識の愛を感じるということがあるんだと

 

だけど、どうしてだか、その人のように、全ての人の中に常に無意識の愛を感じることはないんだと

 

そうも思ったわけなんだね

 

そして、そのことについて、どうしてだろうと、そんな風に答えを求めようとしたけれど、やっぱり何だかそんな気にはならないと

 

今は、なんだか、このくらいでいいんだと

 

いや、これも一つの出会いなのかと

 

そうやって、無意識の愛を受け取った人の存在を知ることで、君は無意識の世界でその人とつながって、そして、どんどん深く無意識の世界へつながるんだと

 

無意識の世界に限界などなく、つながりを求めて進み続けるうちに、さらにどんどん無意識の愛を受け取った人とつながっていくのかもしれないと

 

そんな風に思ったわけなんだね

 

無意識の世界、そして、無意識の世界と繋がって、無限の愛を受け取っている人の存在、そして、そういう人がいるということを「知る」ということ

 

意識で理解するわけじゃなく、ただ、そういう人がいるんだと「知る」だけで、きっとそれだけで十分なんだと

 

存在を「知る」ということが、無意識を自動的に起動させる、そんな気がするんだね

 

それはなぜだかわからなくて

 

だけど、心はなぜか、穏やかなままで