「魂からのメッセージ」について無意識さんに聞いてみた・その2
魂からのメッセージというフレーズを聞いた君は、過去にもそういうことがあったんだと、いろいろな場面を思い出すことができたんだよね
そして、そのころは、そういった感覚というものがまったくもって訳の分からないもの、自分にとって何なのかわからないものとして、無視するしかなかったわけなんだね
だけど、こうしていま、君と僕はお話をするようになってね、君はそういう魂からのメッセージというものは自分にとって大切なものなのかもしれないと思い始めたわけなんだけどね
そこで君はまた疑問を持ったわけなんだね
そういう感覚が伝わってくることは確かだ
だけど、それは言葉ではない
そうなると、それを受け取ったとしても、自分は何をどうすればいいのか全く分からない、ということなんだね
それはそうだよね
人が人に命令するように、明確な言葉でもって指示をされれば、それに対して君は色々と判断をくだし、どう行動するか決めることもできる
だけど、魂からのメッセージというものは具体的な言葉ではないんだね
感覚でしかないんだ
だからね、君はそれを受け取ったとしても、じゃあそれからどうすればいいのかわからないというんだね
だけどね、僕が君に伝えたいのはね、それがあると気づくことが大切なんだよ、ということだけなんだよ
君はね、苦しみの時間があまりに長すぎたせいでね、そこから抜け出すのは、きっと何かとてつもなく大変な作業をしなければならないはず、と思っているわけだけどね
君のそんな気持ちを無下にするつもりはないけれど、なにも頑張る必要はないんだよ
ただ、魂からのメッセージに気づいて心に留めておくだけでいいんだ
それだけでいいんだよ
いつもいつも大変な思いをして過ごしている君にとって、それはあまりに釣り合わないことで、にわかに信じがたいと思ってしまうのもしかたないことなんだけどね
本当にね、受け取るだけで十分なんだよ
そう、無意識の世界はシンプルなんだよ