「魂からのメッセージ」について無意識さんに聞いてみた・その3
魂からのメッセージを、その言葉にできない感覚を大切なものなんだと思い至った君は、ついそれを伝えたくなってしまったんだね
それは、同じように魂のメッセージというものを受け取っているということに気づいている人としか共有できないことだと、分かっているつもりではいたんだけどね
それが人が生きる上でとても大切なもので、いや、それ以上に大切なものなんて存在しないんだと、君は思ってしまったせいで、もし機会があればそれを共有したいという気持ちを抑えきれなくなってしまったんだね
そして、そんな君の状態を知ってか知らずか、絶妙なタイミングで、魂のメッセージを受け取っているのに、それを見過ごしてしまいそうになっている人と話をする機会がやってきたわけなんだね
だけど、君は最初から分かっていたんだよね
今、その人は魂のメッセージというものに気づいていないということに
そして君はそのことに気づきつつも、その話題を続けることがやめられなくて、その人はきっと君が何を話しているのか分からないんだなと思いながらも、あれこれと言い回しを変えて君は話し続けたわけなんだね
そして、話が終わるころ、君は最初から分かっていたけれど、もしかしたら話しているうちに変化が起こるかもしれない、なんて期待をしていたことにがっかりして、そしてそのまま話を終えたんだね
そして、ああ、やっぱりだめだった
伝わらなかったと悲しく思ったんだね
ただね、君はそんなにひどく落ち込みはしなかったんだよね
そして、それがまた君自身を驚かせたんだね
それはね、つまりね、誰かと共有できないとしても、自分の中で感じた感覚を信じることができているということなんだ
それは素晴らしいことだよと僕は言いたいんだ
もっとどんどん進もう
魂が望む方向へ