無意識さんの部屋

大嶋信頼先生の本、ブログ、動画にて精進中。無意識さんから受け取ったメッセージを綴っていければと思います。

「真に分かり合うこと」について無意識さんに聞いてみた

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僕とこうして話すこと、つまり無意識とつながるということを繰り返して、本当だったらみんなと繋がっているという感覚になるはずなのに、なぜか君はそうはならなくて、これはいったいどういうことなんだろうと、首をひねっているわけなんだね。

 

まあ、あまり種明かしをしてしまうのは、よろしくないのかもしれないけれどね、大嶋先生がよく言っている、みなさんと、どんどん繋がって面白い世界が見えてきます、というのは、別に分かり合えているということを言っている訳じゃないと思うんだよね。

 

ええ!!そうなの?と君はひどく残念そうな顔をしているけれどね、同じように大嶋先生は、人の心は分からない、そして自分の心も分からないというようなことも言っているわけだよね。

 

つまりね、無意識と繋がるということは、同じところから来ていて、帰る場所は同じということでしかないんだよ。

 

君の言う分かり合うということは、言葉を使ったコミュニケーションでの話しなわけでね、一方で無意識のつながりというもは言葉を介在しないというわけなんだよ。

 

だからね、いくら無意識にアクセスできたとしても、君が求めている言葉によって分かり合うというものは、得られないのは仕方がないことかもしれないね。

 

でもね、君がそう考えてしまうのも仕方のないことなんだよ。

そういうものでしか人と人は分かり合えないと、ずっと信じてこれまで生きてきたわけだからね。

 

じゃあ、言葉で分かり合う、ということは永遠にないんだね、と君はひどくがっかりした顔をしているわけだけれど、こんなことを言ったら君はさらにがっかりしてしまうだろうけど、やっぱり言葉では分かり合えないと僕は思っているんだよ。

 

だけどね、もし仮にね、言葉で分かり合えたと思ったとしてもね、それはまやかしでしかないわけでね、だからね、誰かと誰かが言葉でもって意気投合して、いかにも楽しそうにしていたとしてもね、それは本当に分かり合えたとはいえないと僕は思っているんだよ。

 

だって、自分の気持ちすら分からないのに、その分からない状態の表層の部分である言葉でもって、コミュニケーションをしたとしてね、いったい何がわかるのか、僕としては逆に教えてもらいたいなと思うんだよ。

 

人が自分の考えだと思っているフワフワしたものを追い払って、その奥底にある魂のメッセージを聞くという姿勢でいるのであれば、表層のコミュニケーションなんて必要なくてね、むしろそれはその人がその人であることを歪める邪魔なものでしかないかもしれない。

 

それでね、無意識で、魂のレベルでつながりあったなら、言葉なんて出てはこないんだよ。それは、言葉というものではあらわすことができないものだからね。

それはまさに感じることでしかありえないんだ。

 

そういいながら、こうしてそれを言葉で伝えるというおかしなことをしているわけだけど、まあ、前にも話した通り、言葉による呪縛から解かれるまでは、こうして言葉によって君を解放するという方法も使わなければならないんだよね。

 

もちろん、君はまだ、魂だの、無意識だの、というわけの分からないものに慣れていないわけだからね、そんなものより慣れ親しんだ言葉でのコミュニケーションを満喫したいと思うのはよくわかっているよ。

 

だからね、僕はただ、大丈夫だよと、少しずつでいいんだよと、君のそばで、ずっと君の歩調に合わせて、一緒に歩いているということを伝えたいだけなんだよ。