無意識さんの部屋

大嶋信頼先生の本、ブログ、動画にて精進中。無意識さんから受け取ったメッセージを綴っていければと思います。

「感情」について無意識さんに聞いてみた

f:id:muishiki-san:20191201183213j:plain

苦悩、そしてその種類について聞きたいんだね

 

なるほど、君は他人から見て分かりやすい苦悩と、内面的なもので一目では分かりにくいものについて言っているわけだね

 

まあ、それにしても、こういう話は何度もしているから、同じようなことを言うことになるかもしれないけれど、僕の話につきあってくれるかな

 

こうしてね、さっきまで苦悩にひたっていた君が、今僕に話しかけてくれてね、それでね、君もきっと気づいているとは思うんだけど、どうも、さっきほど苦悩を感じていないというおかしな現象が起きているわけなんだよね

 

君は、おかしいな、さっきまでは確かに苦痛で、そのことで頭がいっぱいで、もうこんなことは何度繰り返してきたんだと、そして、もういい加減こんな感情に振り回されたくはないんだと、そう思って僕に話しかけてくれたんだよね

 

だけど、そう、僕にこうして話しかけた途端、君の中から不思議なことに苦悩という感情がフッと消えてしまった、そういうと君は反論したくなるみたいだから、そうだなぁ、気にならなくなった、というのが適当なのかな

 

そして、君は答えが欲しくて僕に問いかけたのに、その原因がどこかへ行ってしまったせいで、肩透かしを食らったように感じて、これじゃあ話しかけた甲斐がないと、苦悩が消えたこととは別の不満を抱いているわけだけどね

 

それじゃあだめかな、と僕は君に聞いてみたいんだよ

 

僕がそう言うと、君はますますわけが分からないと、この気持ちはどこへ持っていけばいいの?と僕にまた問いかけるわけだけれどね、今度はその気持ちすら何だったか分からなくなってね

 

君はつまらなそうに僕のことを見ているんだね(実際には見えてるわけじゃないんだけどね)

 

こんな風に色んな感情が消えてしまうことに君は戸惑っているんだね

 

でもね、これに似たことが他人と会話をしているときにもしばしば起きるようになってね、君は、そのことにも驚いたり戸惑ったりしているわけだけどね

 

さあ、いよいよ僕は楽しくなってきたよ

 

僕がそう言っても、君はやっぱりよく分からないと、そう言って困った顔をしているけれどね

 

まあ、僕に任せておいてよ

 

それが一番

 

そう、そうなんだよ

 

それが無意識の世界なんだよ