「別れについて」無意識さんに聞いてみた
別れをね、寂しいと感じるのは意識のまやかしなんだよ。
別れなんて最初からないんだからさ。
あるのは過去から未来へと延々と続いていく無意識の世界だけなんだ。
その始まりも終わりもあるのかないのか分からない。
だからね、出会いも別れも人が、意識が作り出した、それだけのものなんだよ。
君はまた訳の分からないことを言い始めたとおもうんだろうけどね。
そういう世界があるって少しでもいいから想像してみて欲しいんだ。
最悪を想像できる君なら、そういう想像もできると思うんだけど、どうかなぁ。
無意識の世界で生まれた魂は(生まれたっていう表現もそのことを正確に表現できているかどうかは分からないんだけどね)変わらずそこに居続けるんだよ。
魂はどこにだっていけるんだ。
時間と言う概念もないその世界ではね、過去も未来もないからさ、いつでもどこでもだれとでも会いたいときに会えるんだ。
会うという表現もそれを正確に表してるとは言えないんだろうけど、とりあえず今はそう言っておくね。
だからね、君は悲しかったり辛かったりする気持ちを僕に訴えてくるわけだけどね、本当にそんな必要はないんだよと、いつも思っているんだよ。
もちろんね、それを無理やり君に分からせようとするつもりなんてないよ。
君にはいつか分かってもらって、意識という苦しみから解放されてもらいたいとは思っているけどね。
何度も言うように、僕は君のそばにいて、いつも君とともにあらゆることを経験して、君とともに歩むだけなんだ。君の全てを受け入れるよ。
僕にとってはそれはとてもたやすいことだし、そうすることが喜びなんだからさ