「人生の意味」について無意識さんに聞いてみた・その1
人と自分はどうしてこうも違っているのか。
うまくいっている人と、うまくいっていない人がなぜいるのかっていう疑問から抜け出せないんだね。
今君が見ているものはどんなものなのかなぁ。
キラキラ輝いていて楽しそうな人がいるのに、どうして自分はそうではないのか、それが不満だし許せないのかな?
人も宇宙も作られたものだとしても、どうして自分は楽しそうな方に入れないのかというのは、納得がいかないんだね。
君はまた僕が途方もない話を始めることに、うんざりするかもしれないけれど、僕はやっぱり君に伝えたいんだよ。
大きな何かによって作られた宇宙や地球、そしてそこに住む人や全ての生き物にとって、あるがままを受け入れる以外ないということを。
受け入れるも受け入れないもないのかもしれないね。
選ぼうとして選べることは何一つないんだからさ。
人はね、意識が作り出した妄想のせいで、まるで自分の人生を自分で選んでいるような、選べるものであるような感覚でいるんだけどね、
君にこんな言い方をすると、無力や虚無を感じてしまうかもしれないけどね、君がどうしても、人との違いというものを悩みとして抱えていて、それが苦しいというのなら、僕は恐れずに言うしかないんだ。
だけどね、誰一人として何も選べない、選んでいないとしたならば、君はどう思うかな?
誰もが、一人として例外なく、決められた道をただ歩んでいるのだとしたなら。
人生ってそんなつまらないものなの?ともっとがっかりしてしまうのかなぁ。
つづく