無意識さんの部屋

大嶋信頼先生の本、ブログ、動画にて精進中。無意識さんから受け取ったメッセージを綴っていければと思います。

「信じること」について無意識さんに聞いてみた

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さっきね、君は一日を振り返ってね、今日も心の中でいろんな言葉を、それこそ何度も何度も、唱えてね、そして、発作を起こしている人と接したときにも、さあ、催眠をやってみようなんて思ってね、その人の発作に巻き込まれそうになりながらもね、チャレンジしてみたんだよね

 

だけどね、どうにもうまくいかなくて、最後にはやっぱりいつものように疲れ果ててしまって、もう本当に勘弁してほしい、なんて思ってしまったわけなんだね

 

だからね、君はね、僕にね、信じようとしてるのに、どうしてうまくいかないんだろうと

 

信じたいのに、うまくいかないせいで、信じることさえむずかしく思えてしまうんだとね

 

そんなことを訴えたわけなんだね

 

そしてね、だんだんとね、思ったんだね

 

そもそも、信じるって何だろうとね

 

それで君は僕に問いかけたんだね

 

信じるってことについてね

 

意識的なことは、こんなにも強く信じてしまうのにと

 

どうして無意識を信じることはこんなにも難しいんだと

 

そこでね、僕は君に「メカニズム」という言葉を送ったんだ

 

だけど、君はその意味がわからなくて、しばらくポカンとしていたんだね

 

だけどね、ふとね、ああ、そうかと思ったんだね

 

言葉なんだと

 

信じる、という言葉なんだと

 

そしてね、言葉だからこそ、信じるということすら、ありはしないんだと

 

君はそんな風に思ったんだね

 

だけどね、そんな考えが思い浮かんだことに、君はひどく驚いたんだね

 

そうだとしたら、信じるということ自体が、ないということになってしまうと

 

だけど、何だか、そうかもしれないと

 

意識というもの、無意識というもの、そしてそれを信じるということも、全ては妄想なのかもしれないと

 

だけど、それじゃあ困るじゃないかと

 

無意識もないなんて、それは、どういうことなんだと、君は困惑したわけなんだね

 

そこでね、僕はね、もう一度君に言ったんだね

 

言葉で表現できるものは、全て幻想なんだとね

 

そして、僕の言葉を聞いた君は、それじゃあ、ますます訳が分からないと

 

もう何も考えられないと、けむに巻かれたようになってしまったんだね

 

だけど心配しなくても大丈夫なんだ

 

すべては流れに任せておくだけでいいんだ

 

何も「する」必要はないんだよ

 

すべてのことは、そのときのタイミングで、静かにやってくるものだから